犯罪傾向
病院などの医療施設では、一般的に施設への出入りが自由で、夜間でも緊急出入口が開いていることから、患者やその家族に成り済まして犯行前の下見が容易にできてしまう為、短時間でもその被害は予想以上に大きくなる傾向にあります。
さらに、人命が危機にさらされることを考えますと本当に危険な環境にあるという認識が大切です。
主な犯罪としては、事務所内の現金やパソコン、患者個人の現金や見舞金、患者の個人情報、医薬品などの盗難の他、新生児の連れ去りなどですが、これらは、病院の信用を大きく失墜させるような事態に発展する可能が十分にあります。
住居併設の個人病院では特に狙われやすい対象となっていますので十分な注意が必要です。
また、老人ホームや介護・養護施設などの福祉施設でも同様の犯罪傾向にあり、特に夜間では人手の問題もあり事務所などには誰もいない状況になることが多い為、犯罪が容易にできる環境になります。
被害に遭われてからでは手遅れですので、一日でも早く防犯対策を講じられることをおすすめ致します。
防犯対策
特に夜間や休日の対策として、侵入経路となる窓やドアなどの出入口には侵入を検知し威嚇する各種センサや、設置場所に応じてさまざまな機能を発揮する防犯カメラ（監視カメラ）などにより、二重、三重にガードすることが非常に有効です。特に防犯カメラは、病院などの医療施設や老人ホームなどの福祉施設では、欠かすことのできないものです。
また、重要な書類やデータのほか薬品などを保管している施設や部屋、あるいは、新生児の病室などには、職員や関係者の出入りや在籍を管理・記録し不審者の侵入を防ぐ出入管理システムおよび防犯監視カメラが必要不可欠です。
病院内に設置した複数の防犯監視カメラの映像を一ヵ所で集中管理して、タイムリーに状況把握ができる遠隔監視システムであれば、緊急事態にも迅速な対応ができます。
高齢者用施設などの福祉施設においては、徘徊や突然の異常行動を検知するシステムや緊急通報システムなどが有効な安全対策になります。
病院や福祉施設の事務所金庫には、耐火機能だけではなく高度なセキュリティ機能を兼ね備えたセキュリティ金庫をおすすめ致します。
防犯対策上の重要なポイントを踏まえて、最も防犯効果の高い病院・福祉施設（老人フォーム、介護・養護施設など）向けのセキュリティシステム例をご紹介いたします。
これらのシステムは、施設の規模や間取り
、警戒目的、周辺環境、ライフスタイルなど、お客様のご事情やご予算によって、さまざまな組合せができる完全オーダーメイドシステムです。お客様に最適なセキュリティ・プランをご提案致しますので、お気軽にご相談ください。
